最近では「婚約指輪はどうして必要なのか?」「婚約指輪はいらない」と考える人も増えてきていますよね。
婚約指輪は高価なものです。ジュエリー会社が広告で使っていた「婚約指輪は給料の三ヵ月分」のキャッチフレーズは聞いたことがある人は多いと思います。
高度成長期のキャッチコピーですので、現代の金額ですと給料1〜1.5ヶ月分といったところでしょう。
実際、特別なイベントのときに婚約指輪をつける以外は普段身につけるのは結婚指輪ですし、
ずっとしまっておくなら、めったに使わないのであれば、お金がもったいないという考え方も納得がいきます。
婚約指輪を送る意義の一つに「どうしても生活に困ったときに売って生活費にする」という考え方があります。
将来、どうしても生活苦になってしまったときの生活保証の一面ですね。
もしも指輪を手放して資金とするときには2018年に入ってからはプラチナ価格が下落する一方ですので、
もしも売却しなければいけないときは時期をしっかりと見極めましょう。
現代では女性の社会進出が進み、男性よりも女性の方が収入が多いケースもありますので、この考え方が全ての人へ当てはまるわけではありません。
実際の所「婚約指輪を用意するという過程」に意味があります。
婚約指輪を用意するのには歴史的な名残が影響しています。
婚約指輪の歴史
婚約指輪の歴史的な背景として、古代ギリシャの時代の結婚では「婚約の際の誓いの証」として妻の家へ夫の家からお金を支払い、
妻の父親へ指輪を渡していました。
その後、ローマ帝国皇帝マキシミリアンがマリーに結婚を申し込む際、ダイヤモンドを婚約指輪に使ったことから
指輪を送る文化が根付き、日本には明治時代の頃に入ってきます。
1960年代の高度経済成長期にダイヤモンドの輸入が解禁されたことを切っ掛けにして
日本でもダイヤモンドの指輪を贈る文化が根付いていきました。
歴史的な由来の名残を残すか残さないかは、お互いが決めれば良いと思います。
習慣は変わっていきますしね。
ただ「婚約指輪なんていらない」と考えている女性でも、サプライズでいざ買ってみたら買って良かったと思う人は多くいるようですので、
一緒に指輪を見に行ってみるだけでも印象が変わります。
お互いの価値観を知る良い機会になります。
やっぱり婚約指輪いらないなと思い直すのか、欲しくなるのかはお互いにコミュニケーションをとって確認してみましょう。
婚約指輪以外の選択肢も…
アレルギーで指輪がつけられない人もいますし、本当に婚約指輪がいらないという人の場合には「代わりの婚約記念の贈り物」を用意するという人も少なくありません。
人生の節目ですし形に残るもの、思い出に残るものを用意したいですね。
日常生活で常に身につけられて、緊急時に資金にできるという面も踏まえて最近では「婚約時計」というものもありますし
お互いの趣味が共通しているのであれば「婚約○○」というのを贈るというのもありでしょう。
相手のことを思いやって贈り物をするというのは、贈られる側として嬉しいですよね。
男性へのメッセージとしては最初から「婚約指輪はいらないよね?」と聞くのは止めましょう。
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