結婚指輪・婚約指輪は「どっちの手」にはめるのでしょう?きちんと意識したことはありますか?
日常的に指輪をつけていない人の場合、いざ指輪を付ける段階で「どの指に指輪をつけていいかわからない」とぼんやりと考えてしまうと思います。
「日本での最も一般的なのは「結婚指輪・婚約指輪は左薬指」」にはめます。
男性の場合でも 女性の場合でも同様です。
よく見る光景でテレビドラマや映画のワンシーンで指輪をはめるシーンがあるときは「左手薬指」が使われています。
知っている人には当たり前のように見られるシーンですが、
実はどの指にはめるか決まりはなく「正解はなし」なんですね。
日常生活の中でつけっぱなしになる結婚指輪は、生活の邪魔にならない指につけるほうが便利ですので、
自由に付け替えている人も多いです。
調べていくと色々な説がありちょっとした雑学として覚えておくと結婚への興味が深まると思います。
結婚指輪ってどっちの手にはめるの?の答えには色々な説がある
■手組したときの説
お祈りするように手を組んでいる状態では「親指・人差し指・中指・小指」は完全に離すことができるが、
薬指だけは完全に離せない。
このため薬指どおしは手を話すことができないので「薬指に指輪」を付けます。
■指移動説
婚約指輪は右手の薬指につけて、結婚指輪は左手の薬指につける方式
結婚式が終わったら婚約指輪を中指に移動させます。
諸外国によって違う説
国によっても結婚指輪をつける場所が異なります。
・ドイツ・ギリシャ・オーストラリアでは「右の薬指」に婚約指輪をつける。
・インド・東南アジアでは「足の指」に付ける
・スペインでは「左手中指」につける
・中国では「男性が左手薬指、女性が右手薬指」につける
・ロシアでは右手
左手薬指の歴史
左手薬指の歴史は古代ギリシャ時代まで遡ります。
心臓は人間の感情を司る場所だとされていて、左手薬指は心臓と一本の太い血管で繋がった指であると信じられていました。
カップルが薬指に婚姻の証である指輪をつけ合うことは、互いの心と心をつなぐとされています。
ペアリングを結婚指輪とした場合
ファッション用に恋人同士でペアリングをつけている人も多いでしょう。
記念のペアリングをそのまま結婚指輪をとして使いたいというケースもあるようです。
ファッションリングを結婚指輪として使ってはいけないという決まりはなく当人同士が納得できれば問題はありません。
この場合には結婚指輪の代わりとなるので、一般的な左手薬指ですね。
ファッションリングはシルバーなどが使われていて、結婚指輪・婚約指輪にはプラチナが使われます。
使用されている金属の耐久性に問題が出てきますので、メンテナンスの際には注意が必要です。
重ねづけする場合の結婚指輪・婚約指輪のはめ方
結婚指輪を先にはめて、その上から婚約指輪を重ねます。
自分から見て上に「婚約指輪」下に「結婚指輪」が来ます。
結婚指輪の面積が増えた分、ダイヤモンドがより強調されてより豪華に見えますね。
親戚や友人の結婚式や大事なイベントのときに重ね付けすることでより素敵な指先をアピールできます。
重ね付けを意識したデザインの「セットリング」
ブライダルジュエリー専門店では「セットリング」を言われる指輪があります。
これは「婚約指輪」と「結婚指輪」を組み合わせて一つのデザインになるように設計された指輪です。
セットリングの場合にも、上に「婚約指輪」下に「結婚指輪」が来るようにデザインされています。
指の形に似合う指輪のタイプ
結婚指輪が似合うか似合わないのかは「自身の指の骨格」に影響されます。
骨太の指の人には「四角形のアームリング」
骨細の指の人には「丸みある細めのリング」
自分の指を見直した時に、なんかしっくりこないときには
こういったテンプレートがあるのも覚えておくと結婚指輪指輪選びがスムーズに進みます。
もちろん自分の好みのデザインも考慮してくださいね。
まとめ
私の結婚歴20年程度の知人女性は指が太くなってしまって結婚指輪を小指につけていました。
結婚後は自由に入れ替えても気にならないようです。
ですが、形式建てになっているプロポーズ、結婚指輪のときは左手薬指にはめるのが一般的ですので、
ここは指を決めておきましょう。
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